国宝姫路城のある姫路駅からJR山陽本線で4駅大阪寄りに、宝殿(ほうでん)という名の駅があります。子供のころ、変な駅名だなと思った記憶があるのですが、その駅名の由来となったのが同駅に近い生石神社にある“石の宝殿”。 ちなみに、近いと言っても宝殿駅から生石神社までは徒歩で25分くらいかかりますので、タクシーを使った方が良いでしょう。 生石神社は小高い岩山の上にあり、写真のように麓にある鳥居から真っ直ぐに石段が神社に向かって伸びているのが目印。境内にある石の宝殿をご神体として、お祀りしています。 階段を登り神社の境内に入ると、すぐ正面に石の宝殿への入り口があります。目に飛び込んできたのは、岩山を刳り貫いて作られた窪地の底に置かれた巨大な石の建造物。狭い空間にあり写真を撮るのがとても難しく、広角レンズを用いているので上の写真では形がゆがんで見えますが、高さ約5.5m、横約6.4m、縦約4.7mの直