『殊能将之読書日記』が発売されて5カ月近く、版元のアナウンスでは少なくとも一度は重版されたそうだから、第二弾の可能性はありうるでしょう。 以前にも書いたように、この本は旧公式サイトの「reading」という原書を読んだ感想ページだけをまとめたものなので、邦訳書に関するリアルタイムの記述(そちらは「memo」に書かれていた)は、まるまる省かれている。ところが、それらはもちろんこの「reading」の内容とも大きく通底するのだから、この本だけでは全容が見えない。 そのことに関連して、いくつかの記述を紹介してみたいと思います。 ※ 「reading」の記述が当時未訳だったポール・アルテの日本への紹介に大きく影響したであろうことは疑いないが、その評価にはややわかりにくいところがある。私も数冊読んで「ああ、ポール・アルテね」くらいの感じだったのだけど、『読書日記』を読み返してみると、そのわかりづらさ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く