タグ

ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (2)

  • ユダヤ人の定義不可能性/四方田犬彦『見ることの塩』ほか - チェコ好きの日記

    もしバスに乗るならば、なるべく後部座席に坐ること。ガラスの近くには身を置かないこと。爆弾犯人は大概、バスに乗車しようとした時点で誰何され、次の瞬間に起爆装置のボタンを押すから、前方の乗車口付近に坐っていると、死亡したり怪我をする確率が高い。街歩きの初心者が教えられたのは、そうした経験に基づく原則だった。わたしも日常的にバスを用いた。幸いなことに、わたしが滞在していた四ヶ月の間、テルアヴィヴでは一度も爆弾騒ぎは生じなかった。 四方田犬彦『見ることの塩 パレスチナ・セルビア紀行』p52 テルアビブという街を歩く上で、初心者に教えられる「街歩き」のちょっとした豆知識。このの著者がテルアビブに滞在していたのは2004年のことらしいですが、つい最近もテルアビブで銃乱射事件があったりしたので、10年以上経った今もこの街の状況はそう変わっていないのかなと推察します。なお、銃乱射事件の犯人は先日、治安当

    ユダヤ人の定義不可能性/四方田犬彦『見ることの塩』ほか - チェコ好きの日記
  • 村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - チェコ好きの日記

    「村上春樹の小説がどうも好かん」という方に、たまに出くわします。 一方私は、けっこうな村上ファンです。長編小説はすべて読んでおり、短編小説も一部をのぞいてほとんど読んでいます。エッセイもたくさん持っています。 ただし、村上ファンであることを公言するとアンチ村上派に鼻で笑われるので、最近は「村上春樹が好き」であることを、あまり表立って言わないようにしています。 (表立って言えないので、ブログに書いています……。) 村上肯定派も、アンチ派も、この方の小説に関しては、いろいろと言いたいことがあるもよう。 アンチ派の意見として代表的なのは、Amazonの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のレビューで★1の評価をつけている、ドリーさんのようなものでしょうか。 Amazon.co.jp: ドリーさんのプロフィール: レビュー このドリーさんのレビューは大変面白くて、ファンである私も、思わず吹

    村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - チェコ好きの日記
    hz75hz
    hz75hz 2013/11/02
    ちょっと納得。春樹はよく分からん神聖化をされ過ぎてる。あれは、普通に読んで普通に面白い、っていう小説だ。
  • 1