.NET Frameworkのベータ1では、ウィンドウを作成するためのFormクラスに、フォームの透明度が設定可能なOpacityプロパティが含まれている。このプロパティを利用すれば、半透明のウィンドウ(下にある背景が透けて見えるウィンドウ)を簡単に作ることができる。 このOpacityプロパティを利用し、起動時にフェードインしながら徐々に現れ、ウィンドウを閉じるとフェードアウトしながら徐々に消えていくウィンドウを作ってみよう。まずは、このプログラムが起動する様子、そして起動後にウィンドウ右上のクローズ・ボタン(小さな×印のボタン)をクリックして、ウィンドウを閉じている様子を示す。 なお、実行環境によっては今回のサンプル・プログラムは正しく動作しない可能性があるので注意が必要だ(マウス・カーソルに影がついている環境では動作するはずだ)。 1: // fade.cs 2: 3: using