今季のJリーグはすでにレギュラーシーズンが終わり、残すはJ1チャンピオンシップ(CS)決勝、J2の3位から6位までの4チームが参戦するJ1昇格プレーオフ、そしてJ2・J3入れ替え戦のみとなった。今回は、今季のJ2を6位でフィニッシュし、初の昇格プレーオフの臨むファジアーノ岡山の名物社長、木村正明さんのインタビューをお届けする。 木村さんは1968年生まれで岡山市出身。中学時代からサッカーに熱中する一方で勉学にも勤しみ、東京大学法学部に進学。卒業後はゴールドマン・サックス証券に入社し、35歳で同社のマネージング・ダイレクター(執行役員)に就任する。しかしその3年後、故郷に生まれた「Jリーグを目指すクラブ」ファジアーノ岡山(当時、中国リーグ所属)の存在を知り、ゴールドマン・サックス証券を退社。新たに設立された、株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブの代表取締役に就任する。 そんな木村社長に初め