2015-07-30 日本を「人身売買の送り先」と名指しするアメリカが知られたくない闇 コラム 国際 時事通信が報じたように日本は「人身売買の送り先」だとアメリカ国務省の年次報告書に記載されている。 米国務省は27日、世界各国の人身売買の実態をまとめた年次報告書を公表した。日本については「強制労働や、子供を含む売春の人身取引の被害者が送られる国」と改めて明記。各国の取り組みに対する4段階の格付けで、11年連続して上から2番目の評価に据え置いた。 これについては、お膝元のアメリカはどうなっているのかを指摘しておく必要がある。この “人身売買” が「アメリカの後ろめたい隠し事」だと BBC から批判されていることを紹介しよう。 イアン・パンネル氏が『性的人身売買:搾取された子供たちの生涯に渡る葛藤』という記事を書いている。その記事の一部を翻訳していこう。 アメリカでは貧困、剥奪、搾取といったも