_ 統計の間違った使い方 いしなお!経由で、自転車活用推進研究会のパンフレットを読んだ。 我が国の自転車乗用中死者数は、全交通事故死者数の 13.9% (30日以内死亡・2005年)に達しています。 これは原則として自転車の歩道通行を認めていない米国(1.7%)、フランス(3.2%)、英国(4.0%)、イタリア(5.3%)、 ドイツ(8.1%)などと比べて突出しています。 と書かれていた。でも、この統計を、日本の道路が自転車にとって危険なものだ、と言うために使うのは間違っている。単に日本では自転車に乗っている人が多いから、交通事故のうちに自転車が占める割合が大きいだけかもしれない。 というわけで、Google で検索してみた。 交通事故死数の国際比較によれば、交通事故死数に占める自転車の割合は、オランダでは日本を上回る 19% に達している。けど、これはオランダの道路が自転車にとって危険だ