Appleは、米国と欧州の一部で既に自前のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を使って、ソフトウェアアップデートや音楽およびビデオ配信を行っているという。Appleからの発表はないが、StreamingMediaのエグゼクティブバイスプレジデントであり、調査会社Frost & Sullivanのストリーミングメディア担当主席アナリストでもあるDan Rayburn氏が複数のISPからのOS Xダウンロードのtracerouteを実行し、調査結果を明らかにした。 これによると、AppleはさらにComcastなど複数のISPと契約し、対価を支払うことによってこれらISPの配信ネットワークに直接接続できるようにしており、Appleのネットワーク配信容量は現在の実利用容量の10倍以上だという。同社は先ごろ、次期デスクトップOSの「OS X 10.10」(開発コード名:「Yosemite」)のベー