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1994年に関するi92studyのブックマーク (2)

  • 幼児の運動発達について

    幼児の運動発達は「生涯にわたり, 継続的に変化するあらゆる過程である」ことを強く認識したい。その発達過程には,個人差があり, 個人の遺伝的な素因に大きく左右されながらも,生活環境を含む「成熟と学習」の相互交渉によるところは大きく重要な要素であった。特に, 脳性麻痺児に対する適切な知覚・運動機能の刺激は、正しい運動の発達を促進する原動力となっている事実を知り,その一つひとつを継続的に慎重に確認していかねばならない。歪んだ形の運動発達を極力避け,残存能力を最大限に活用し,生活空間を拡大することにより, 自ら選ぶ自立生活を確立する力となり, さらに社会性を培う基盤となることを理解したい。

  • 「親となる」ことによる人格発達 : 生涯発達的視点から親を研究する試み

    「親となる」ことによって親にどのような人格的・社会的な行動や態度に変化 (親の発達) が生じたかを, 就学前幼児をもつ父親と母親346組を対象として比較検討を行った。加えて, 子どもや育児に対する感情・態度及ぴ性役割に関する価値観の測定も行い, 母親の職業の有無, 父親の子育て・家事参加度との関連で分析を行った。その結果, 「親となる」ことによる発達は柔軟性, 自己抑制, 視野の広がり, 自己の強さ, 生き甲斐など多岐にわたるが, いずれの面でも父親より母親において著しいこと, 子ども・育児に対して父親が青定的な感情面だけを強く持っているのに対して, 母親では肯定面と同時に否定的な感情もあわせもつアンヴィバレントなものであること, 父親の育児・家事参加度の高さは母親の否定的感情の軽減につながる, 同時に父親自身の子どもへの肯定的感情が強まり, 母親のそれと近いものになること, 父親及び母親

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