【目的】家事実態については、いままで家事時間で比較されてきた。しかし、時間の長さだけでは家事実態は表しきれていないと思われる。そこで家事がどんな時間帯に実施されるのか「生活時間帯調査」を行い、現代の熟年・若年専業主婦の家事実態を明らかにした。【方法】1)インターネット調査:2003.6 2)郵送留め置き式アンケート:2003.7<首都圏在住・核家族 218人> (20_から_30代専業主婦131人、40_から_50代専業主婦87人 どちらも子供あり)【結果】40_から_50代の熟年世代は、洗濯・掃除・朝食の片付けなどの多くを午前10時頃迄に終えるのに対し、20_から_30代の若年世代では、昼ごろまでに終える傾向にあり、洗濯や掃除については夕方以降の実施もあるなど、家事時間帯に世代の違いがあることが分かった。このような違いは、家事意識の差から生じると考え、家事意識の視点から見ると、