まず会場に入ると、同展メインビジュアルの巨大パネルがお出迎え。その下に置かれたビスチェが、より一層世界観を引き立てる。1歩進んだ先には、安野誕生からこれまでに至る歩みを振り返る「安野モヨコ年表」が。そして白いカーテンを抜けると「安野モヨコの世界」と題されたコーナーへ突入し、2014年から2016年までの近年に描かれた鮮やかなカラーイラストが並ぶ。 「鼻下長紳士回顧録」エリアは、天井から白い羽がぶら下がる装飾が施された。パリの娼館を舞台にした同作の、妖しげながら麗しい世界観が再現されている。和の空間が広がる「さくらん」の展示コーナーでは艶やかな格子の奥に作品が並べられており、単行本未収録につきファンの間では“幻”とされてきた「さくらん」第2部の原稿もお披露されている。
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