「OLファッションの聖地」として32年のあいだ親しまれていた百貨店、プランタン銀座が、今年12月末をもって「プランタン」の名を失う。 8月31日、運営するプランタン銀座社が、2017年3月中旬にプランタン銀座は「マロニエゲート銀座」として再出発する、と発表した。 約30億円かけ「マロニエゲート銀座」へ 2017年1月に本館6~7階の大型テナントを除く売り場を閉鎖して改装工事に入る。3月中旬には、隣接する読売新聞東京本社所有のテナントビル、「マロニエゲート」と一体型の商業施設として新装開店する予定だ。現在のマロニエゲートが「マロニエゲート銀座1」となり、プランタン銀座の本館と別館(アネックス館)は、それぞれ「同2」「同3」になる。改装には総工費30億円程度をかける計画だ。 プランタンが銀座の地に開業したのは1984年。ダイエー傘下の百貨店事業として、フランスの老舗百貨店であるプランタン社と商
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