パリの同時テロ事件を受けてアメリカのイスラム系の団体が緊急に記者会見を行い、過激派組織IS=イスラミックステートはイスラム教徒を代表するものではないと訴え、事件をきっかけに宗教的な偏見が広がることを懸念する声が早くも上がっています。 そのうえで、「誤った見方に基づいてイスラム教徒をのけ者にしないでほしい。ISのテロリストに対してともに戦うべきだ」と述べ、事件をきっかけにイスラム教徒への偏見が広がらないよう訴えました。 アメリカでは、2001年9月の同時多発テロ事件のあとイスラム教徒などへの差別や偏見が強まったこともあり、イスラム社会には早くも懸念する声が出ています。