今回紹介するのはロードバランサーがぶら下がっているグループ間の話しです。 サーバーAから、サーバーB,Cにある仮想IPへアクセスする場合に必要となります。 もちろん実IPを使用する場合には必用ありません :x001: なぜソースNATをしていないければ通信できないか サーバーAから、サーバーC,Dに設定してある仮想IPへアクセスする場合の流れ ①サーバーAから仮想IP:20.10へ パケットの送信元IP:10.1 送信先IP:20.10 ②仮想IP:20.10からサーバーCへ振り分けられたとする パケットの送信元IP:10.1 送信先IP:20.1 ③サーバーCからサーバーAへ パケットの送信元IP:20.1 送信先IP:10.1 ←直接サーバーAへ戻っている! サーバーCからサーバーAへの戻りで、直接サーバー間へのルートになってしまい、仮想IP(ロードバランサー)がスキップされています。
![ロードバランサー配下にあるサーバー間のデータ通信とソースNAT](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c382daeb7fafb6ff3ec3c3d4fbf2000eceb345c3/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fips.nekotype.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2012%2F12%2Fnetwork.png)