JAX-RSはもともとRESTアーキテクチャなWebアプリを作成するための仕様だが、これを利用すると、普通のJavaクラスにアノテーションを付けるだけでWebサービスとして公開できるようになる。この記事では単純なJavaクラスを作成し、それをJAX-RSを利用してWebサービスとして公開するまでを示す。 なお、JAX-RS自体はJava EEの仕様のため、Java SEで利用可能なフレームワークはサードパーティによって提供される。本記事ではjava.netで公開されているJerseyを利用する。インストール手順などは記事内で説明する。 JAX-RSを利用したWebサービスがどのように動作しているかは最後で解説するものとして、ここではJAX-RSを利用すると、普通のJavaクラスをWebサービス化するのがどれほど簡単かに注目いただきたい。 JAX-RSの意義 全てのソフトウェアをサービスとし
![JAX-RSを活用して、JavaクラスをWebサービス化しよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d10add079a422f8bc95ec538526b6212a96bb85b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1411%2F10%2Fl_ap-001.gif)