2021年1月16日のブックマーク (2件)

  • しんどい - 最果タヒ.blog

    学校の授業とかで、差別について学ぶとき、それから日常において差別や偏見について話すとき、「差別をしてはいけない」という視点で語られることがほとんどで、「自分が差別される」ことに対してどうしたらいいのか、話されることは少なかった。あなたは差別されるのだ、不当に、突然、この世界はまだそんななのだ、と学ぶことは極めて少なかった。だから自分が「差別をしない人」になればいいんだと思った、偏見を持たない大人になろうと思った。でも当はそんなものでは少しも足りない、世界は善人が一人増えたところでどうしようもない状態になっている、なにより、善人になろうが悪人になろうが関係なく、あなたは無数の人間に差別される可能性があるのだ、ここは、そういう世界なんだ。という、そのことが昔のわたしはよくわかっていなかった。 差別はいけない、と話すときに、自分たちを当たり前のように、するかしないかを判断する側においていること

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    iam_2023 2021/01/16
    定期的に思い出して糧にしてるblog
  • 言葉を、言葉が越える。 - 最果タヒ.blog

    2020年は、詩集三部作『死んでしまう系のぼくらに(韓国語版タイトル:恋じゃなかったものは星)』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』の韓国語版が発売された年でした。정수윤(チョン・スユン)さん訳で、마음산책(マウムサンチェク)からの刊行です。(死んでしまう系〜だけは、韓国では「死」の言葉の印象が少しコミカルになるとのことで、新たなタイトルを考えてほしいと依頼され「恋じゃなかったものは星」というタイトルをつけました)。この韓国語版に書き下ろしたあとがきの原文を、以下にアップしておきます。 言葉を、言葉が越える。   最果タヒ 詩は言葉でありながら、言葉ではないものとして、人の奥底に触れるように思います。言葉にすることができる感情や思考などほんのわずかで、多くのものが言葉にならないまま、川のように意識の底に流れ続けている。それらは、もしかしたら「わたし」と言えるものですらなく

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    iam_2023 2021/01/16