台風15号によって広い範囲で住宅が被害を受けた千葉県で、屋根をシートで覆うなどの作業中にあやまって転落する事故が少なくとも26件相次いでいることがわかりました。専門家は「自分でシートを張るのはやめて専門の業者が来るのを待ってほしい」と呼びかけています。 千葉県では雨の予報を受けて屋根をシートで覆ったり瓦を修理したりする作業が急ピッチで進められていますが、工事業者に依頼しても数か月待ちという地域も多く、やむをえず住民やボランティアだけで行っているケースがあります。 NHKが住宅の被害が大きかった地域の消防に取材したところ、こうした作業のために屋根に上り転落して救急搬送されたケースが、台風が接近した今月8日の夜以降、15日午後4時半までに少なくとも10の市と町で26件相次いでいることがわかりました。 市町別ではもっとも多かったのが市原市で7件、次いで袖ケ浦市と南房総市がそれぞれ5件、木更津市と
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