裏口入学問題に揺れる東京医科大学の新たな問題について、林芳正文部科学大臣は「女子を不当に差別をするような入学者選抜が行われることは断じて認められない」と怒りをあらわにした。 【グラフ】東京医科大の男女別合格率に“納得”… 関係者によると、今年の一般入試で女子の受験者の得点が一律に減点されたという。 なぜ、女子の受験者の点数が操作されたのか?その実態に迫った。 今年2月に行われた医学部医学科の一般入試は、男子1596人、女子1018人が受験し、一次試験の合格者数が出そろった段階で、女子の受験者の得点を一律1割から2割ほど減点したという。 その結果、二次試験に進んだ男子は303人、女子は148人で、最終合格者は男子141人に対し、女子はわずか30人だった。 関係者によると、得点操作は2011年ごろから始まったといい、女子の合格者を全体の3割前後に抑えるようになったという。 その理由について、医