多摩動物公園では、アフリカのサバンナにすむ小型のネコ科動物、サーバルを飼育しています。野生ではネズミなどの齧歯類や小鳥など、小型の獲物を捕まえ、ときには飛び立つ鳥をジャンプして捕まえることがあります。このように跳躍力が優れているので、サーバル舎は鳥かごのように天井まで金網で覆われています。 これまでその跳躍力を見ていただくために、地上3メートル弱程の高さに馬肉を吊るし、サーバルがジャンプをして取る姿をご覧いただく「サーバルジャンプ」というイベントをおこなってきました。しかし個体の高齢化にともない、このイベントも中止していました。 2015年秋、ひさしぶりに繁殖に成功。生まれたオスの「アポロ」とメスの「ルナ」は、昨年の春ごろからジャンプの練習を始めました。ところが、肉を吊るすために金網に登った係員を見て2頭とも驚いてしまったり、最初は練習どころではなかったのですが、係員や肉をつける紐にゆっく
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