三井住友銀行とりそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループの傘下銀行が、2013年3月期までに法人税の納付を再開する見通しとなった。いずれも業績の回復により、バブル崩壊後の不良債権処理で生じていた繰越欠損金が解消する見込みとなったため。1990年代から法人税の納付を長年免除されてきた大手銀行の経営はようやく正常化する。 三井住友銀が法人税を納付するのは、前身のさくら銀行と住友銀行が1998年3月期に納付して以来15年ぶり。りそなホールディングスは前身のあさひ銀行と大和銀行が95年3月期に納付して以来18年ぶりとなる。 法人税は税務上のルールにより、繰越欠損金と毎年の課税所得を相殺した上で、赤字であれば支払う必要がない。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友トラスト・ホールディングスを加えた5大銀行グループの12年3月期連結純利益の合計は2兆3000億円規模に達する見通しで
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