アメリカと中国が二大大国として主導権と握ろうと、さまざまな分野でしのぎを削っている世界経済。 まるで1990年代の日本とアメリカを見ているかのようだ。世界第2位の地位を中国に譲りはや10年以上。 今後、世界経済における日本の存在感はどうなっていくのだろうか? 経済アナリスト、森永康平氏が見通しを語る。 ■日本は世界第3位の経済大国? ニュースなどで、「日本は世界第3位の経済大国」という表現を聞いたことはないでしょうか? また、こう聞いてみなさんはどのように感じますか? 私は未だにこの表現には慣れません。私が学生だったころは「日本は世界で2番目の経済大国なんだ」と教わり、 「小さな島国なのに、米国に次いで世界2位なんてスゴいなぁ」と驚くとともに、少し誇らしげな気持ちになった記憶があります。 社会人になった2007年の時点でも日本は世界第2位でしたから、もう刷り込まれてしまったのでしょう。いま
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