俺は人を信じることができるのだろうか ある日、ふと長年の違和感の正体に気づくことがある。 「自分は心から人を信じたことがあるのだろうか」 はっきり言って……無い、んじゃないか。 幼少のころから「両親は扶養義務があるから俺を育ててくれているだけで、私的な感情はあまり向けてこない」と認識しているような奴だった。 それは今も変わらず、初めの他人である両親からそんな冷めた目線で人を認識しているもんだから、友人は「利害か趣向が一致している人であり、本人同士が心を許しているわけではない」だし、恋人は「恋人作りたい発情期に現れる人」みたいな認識で、なんつーか心がこもってない。俺の人間関係には心がこもってない。 俺が心を許しているように振る舞う場合は、そうした方が場の空気を壊さないからであって、「あー今めっちゃ心許してるわー空気読めてるわーポイント高いわー」と、どこかで冷めた視線を送っている自分が必ずい
筋肉の声を聞け 現在住まわせてもらっている所は風呂がない。 銭湯を利用していたが、アレは460円かかる。お客に対してタメ口しか使えないじーさん付きで460円、おっさんの金玉袋を眺めながら入浴を楽しめるオプション付きで460円はどう考えても高すぎるので、ささっとシャワーでも浴びられる場所を探していた。 近場で検索をかけたら公営ジムが一番安かった。ジムを利用することで、更衣室のシャワーが無料で利用できる。1回250円。 「どうせだったら筋トレでもするか」そんな軽いノリでジムに通いだした。 週2回ほど通っている。他の週5は部屋の洗面台が俺の風呂なのだが、それはまた別の話。ジムのマッチョメンについて話したい。 俺なんかは健康維持ぐらいの負荷でトレーニングしてるんだけど、本気で筋肉を鍛えてに来てる人がたくさんいる。いかにも真面目そうなサラリーマンがバキみたいなエグい背筋をお持ちだったり、白髪も抜け
ネカフェに人が住んでいる もうごまかしが効かないほどに、ネカフェに人が住んでいる。 個室を仕切る170センチほどのパーテーションからはみ出て、”地層”がチラチラ見える。 積み上げられた文庫本の山だとか。 春なのに冬季限定の文字が伺えるコーヒー缶の山だとか。 旅行にしては多すぎる私服の山だとか。 法則としては、「店内に月極のコインロッカーがあるネットカフェ」は人が住んでいる。だいたい月5000円ぐらいで”タンス”が借りられる訳だ。 それにしてもこのネカフェ、ゲラゲラ浅草店には居住者が多い。壁際の個室はほとんど居住者じゃねえか。観光で来てる人はシャンプーをボトルで買い置きしたりしない。なんだこの生活臭は。 この店だけじゃない、東京近辺のネカフェは明らかに居住者が増えてきてるし、居住者向けのサービス内容に変わってる。 今までは「24時間パック」がどの店も最長プランだったが、「3日間プラン」や「
善意はすぐ見返りを求める ホームレスなんかやってると「なんでそんなになったんだ」「選ばなきゃ仕事はあるしプライド高すぎ」なんてことを直接的だったり間接的だったり言われたりする機会がある。なんか話を聞きたいといわれ会ってみると「俺はそういう風にはならないですねw」と苦笑されたりする。身の上話はネット以外ではほぼ話さないが、余計に話さなくなった。誰が得するんだ?こんな話。そんなことよりサメの話しようぜ。 それでもネットは俺の心の便所として機能していてほしいので書いちゃうんだけど、本当は新しく発見した馬油オナニーマジすげえって事を書こうと思ったんだけど、あとで思い出してくすぶっちゃうのは心の健康に悪いので仕方なく書く。 まず、わざわざ嫌な感想を教えてくれる奴。学校でタバコ吸うときと同じだ。見つからんようにやってくれ。笑ってくれるのは俺も楽しいが、笑われると俺は仲間はずれやん。それ悲しいやん。
日本にいるのはあと2年ぐらいにしようと思う。 日本にいるのが辛くなってきた。 あくまで個人的な感覚で、文章にするの長くなるので箇条書きで列挙してみます。 ・日本の社会システムが維持できるとは思えない。 税金とか労働環境とかの問題ね。人口減で少子高齢化なのが辛い。高齢化って言い方変えるとニートがそれだけ増えるわけで。年金を出さなきゃならないニート。医療費がかかるニート。必然的に税金がかかる。 税金納めないといけないから、俺ら労働者は働いて何かしら生産しないといけないんだけど、人口減でいわゆる「担い手不足」になっちゃって入社を促すために雇用環境は改善される。ブラック企業は淘汰される。みんな貧乏くじ引きたくないから「働くけど働き過ぎない」働き方を目指すようになる。結果、労働に時間を割かないから日本の生産力は落ちる。税金入ってこない。給料も上がらない。このジレンマは俺が現役であるうちは解消
農業をやって良かったこと、悪かったこと。 こんにちは。遂にホームレスになった回数が4回を迎えた者です。 【農業をやって悪かったこと】 ・基本的に人は使い捨てである。 個人でやってるところはまた違うんだろうけど、新人がバシバシ辞めていく。巷では、立ち仕事で10時間超えたりすると「ここはブラック企業だから……」と従業員が愚痴ったりしますが、農業は走り・腰曲げ・重貨物仕事で、ノルマが終わるまで働きます。 上記に伴い、従業員の余裕がなくなり、人間関係が悪化します。そういうものをシンプルに整備したかった自分には田舎の湿気が濃い周辺の関係も含めて…………めんど…………いや、そこらへんは実力不足ではありました。 ・時代遅れの技術が”こだわり”の元 日本では露地作物が主流です。野ざらし栽培ですね。ハウス栽培よりも低コストで出荷までもっていけるから少人数小資本でも手をつけやすくなってます。 手
農業法人ラクエは天地神明に誓ってブラック会社ではありません。 俺が勤めてた農業法人、ラクエの伝説を一部公開します。 ・朝3時から勤務開始。1日15時間労働は当たり前、社員なら20時間労働も。 ・全員が過労死基準(20日勤務×80時間残業)の倍ほどの労働を強いられる。 ・クレームが来ると、作業に参加していないアルバイトに責任を負わせ、退職まで追い詰める。 ・解雇通告を5日前に出す。全寮制なので行き先がなくホームレスになる人も。 ・アルバイトに収穫をさせておいて、社員は昼寝かFacebook。 ・法人としてのお金は2013年に尽きており、取引先の援助で運営している。が、別の取引先にこっそり卸し、裏帳簿をつけて儲ける。 ・業務時間外に公式ブログを強制で書かせる。書かないと解雇される。 ・会社都合解雇なのに「本人の希望で辞めました」と通知が出される。 ・ベトナム支社で働いていた日本人従業員が
2014年第8週「そういう歳じゃねえから!」 おばちゃんの多い職場にいると、毎日いろんなことが起きます。 おばA「イビサーン!」 俺「はーい?」 おばB(ちょ、ちょっといいって……!) おばA「フフフwww」 隣の机から、なにやら楽しそうな戯れてる声が聞こえます。 おばA「Bさんがイビサンのことカッコイイって~~~!!(大声)」 俺「……!」 し、仕事中に何話してるんだ彼女達は……! 俺「へ、へぇ、かっこよくはないです、へぇ(小者スマイル)」 中学生の痴話みたいな展開だ。もうそういう歳じゃねえから!俺20代後半だから!Bさんもアラサーだろ! まったく……。 その日は、事あるごとにBさんを意識するようになりました。 おばB「あっ」 俺「おっ」 自動扉が開くと偶然Bさんが対面に。50センチ以下の距離です。 俺「~~~♪(突如鳴らすよそよそしい鼻歌」 おばB「え
2014年第7週「イヤーマフラー」 上司と相部屋、という特殊な環境で生活していて悟った。 「騒音をなんとかしないといけない」 そこで買ったのがコレです。 上司と起床時間が1時間ほど違うので「まだ寝たいのに物音がする」ときが多々あります。また、「えっ!?ンン~~ッ?」と疑問形のイビキをかく特殊な上司だったので、仕事したいとき集中しづらい。 そんなときコイツが役立ちます。 NRR(騒音減衰評価値)=30dB。Amazonの同価格帯ではコスパ高いタイプです。 元々、チェーンソーで工材を切るときに鼓膜を守る道具なので、遮音性は良いです。家の外で工事してる騒音もまるまるカットしてくれます。 昔、音が全く響かない「無響室」に入った経験がありますが、そのときの「無音」と同じような環境が作れます。静かな部屋でも「サーッ」と環境音が聞こえたりしますが、そういうのもごっそりカットしてくれます。
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