ばね指でお悩みの方へ 弾発指(ばね指)は腱鞘炎の一種です。 「ばね指現象」がおこるメカニズムについてご説明します。 指は腱(けん)という紐によって曲げ伸ばしができるようになっています。さらには腱の浮き上がりを押さえる腱鞘というトンネルがあります。曲げ伸ばしをする際に腱は、腱鞘の中を通ります。 指の使いすぎによって腱と腱鞘の間で炎症が起こると指の付け根に痛みや腫れを生じることとなります。 さらに、病状が悪化すると腱鞘が分厚くなって腱を締め付けるようになります。すると、腱が腱鞘の中を通る際に、スムーズに通らなくなり、引っかかるような現症がおこることを「ばね指現象」といいます。 以下に治療方法についてご説明します。 まずは保存療法を行います。 (固定療法) 左の写真は親指の場合の装具です。 取り外しが可能です。 1ヶ月くらい夜間のみ固定します。 痛みが強い場合は、日中でも装