グリーンピースのゴムボートが補給船「オリエンタル・ブルーバード」側のフェンダーのワイヤーに絡まり、非常に危険な状態を発生させた=(財)日本鯨類研究所 提供 水産庁に入った連絡によると、22日午前9時半ごろ、南極海で日本の調査捕鯨母船「日新丸」が補給船から給油を受けようとしたところ、環境保護団体「グリーンピース」が両船の間に大型ゴムボートを割り込ませる妨害行為を行った。 日新丸はグリーンピースに対し、警告を行ったが、妨害を強行。ゴムボートが一時、補給船の緩衝用ブイのワイヤに絡まる危険な状態になった。ワイヤはまもなく補給船側の乗組員らがゴムボートから取り外し、両船ともけが人はなかった。この後、給油は継続された。 グリーンピースは大型ゴムボートのほかに、妨害行為を撮影するため、メンバーが乗り込んだ別のボートの計2隻約8人で、日新丸と補給船に近づいてきたという。 日本の調査捕鯨をめぐっては、反捕鯨