監督 三木孝浩 脚本 吉田智子 原作 紡木たく 正直に言いますと原作はまったく知らずに見に行きました。はっきり言いましょう。能年玲奈さんを見に行きました。 で、見終えて思ったのは。「なんだこれは。」と。「なんだったんだろう」という疑問でね。 少女漫画が原作で、能年玲奈さん演じる少女と三代目なんちゃらって言うEXILEの弟分グループに属している子演じる暴走族の男のラブストーリーって前情報だけはあったんですがね。 まったく映画としてのリズムがおかしい。なんというんだろう。人物へのカメラの寄り→切り替えして人物へのカメラの寄りの繰り返し→そして、遠景で延々映る風景、というこの演出が繰り返される。暴走族の少年たちが出てくる映画にもかかわらず、彼らはささやくようにしゃべり、モノローグは能年玲奈さんのなんとも舌ったらずなナレーションで。 大変珍妙な作品になっていたのである。 ホットロード 1 (集英社
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