11月には豊洲へ移転する予定の築地市場について、予定日が近づく中で豊洲市場があまりにもひどい状況で移転できないという声が上がりはじめた。 環境問題や移転時期など今までも問題は指摘されていたが、今上がっている問題点は「そもそも新しく作られた豊洲市場が素人設計すぎる」というものだ。 ▼問題点1:新市場は水洗いできず、不衛生このうえない。 ▼問題点2:築地市場のように海水を流せない。真水だとボウフラやコバエがわいてしまう。 ▼問題点3:いけすの水を冷やすための「角氷」を作る設備が豊洲にはない。 ざっと上げられたものを見ただけでも、魚市場に必要な機能が豊洲新市場に備わっていないことが分かる。根本的な欠陥ばかりで、一体どんな素人が設計したのかと呆れるばかりだ。 さらに、建築エコノミストの森山高至氏が豊洲を視察し、問題点を次々と指摘した。誰の目にも明らかな欠陥が、これほどあるとは驚きだ。 ▼仲卸と卸を