JIRI / PIXTA(pixta.jp) 数年ほど前からニュースで取り上げられるようになった「名ばかり管理職」。十分な権限も報酬も得ていないのにタテマエ上だけ管理職扱いされ、残業手当を支払われないケースなどが問題化したが、「名ばかり管理職」と「本当の管理職」の境界線って結局曖昧でよくわからない。自分では気づかぬうちに“名ばかり管理職”にされているケースもありそうだ。この2つの違いを判断するポイントはどこにあるんだろう? ていうか、管理職ってそもそも…? 「まず前提として知っておきたいのは、労働基準法上の“管理監督者”といわゆる“管理職”とはイコールではないということです」(NPO法人労働相談センター副理事長・須田光照さん) つまり、社内的には“管理職”とされていても、“管理監督者”の条件を満たさない限り、労基法上、会社は“管理職”にもきちんと残業代を払わなければいけないというわけで
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