葛飾北斎、喜多川歌麿、歌川国貞……かの有名な浮世絵師も多くの名作を残してきた「春画」。江戸時代を通じて庶民から大名まで幅広く愛好されてきたものの、明治以降は“恥ずべきもの”として扱われ、これまでに日本国内で大きく取り上げられることはかないませんでした。しかし2015年9月、東京・永青文庫が日本初の大規模な「春画展」を実施。そして2016年2月6日からは、京都・細見美術館で巡回展が始まりました。京都限定の作品も含め“本物”が勢ぞろいした京都会場の様子を、展示作品の写真を交えながらレポート。最後には、同展の鑑賞券が抽選で当たるプレゼント情報もあります。 イギリス・大英博物館で、春画をテーマにした大規模な展覧会「春画 日本美術の性とたのしみ」が開催されてから約2年。日本初の「春画展」が、東京・永青文庫と京都・細見美術館でついに実現しました。 会場となる美術館探しについて、春画展日本開催実行委員会