Intelは、メニイコアタイプの高スループットプロセッサである「Larrabee(ララビー)」で、個々のプロセッサコアが個別の命令を実行するMIMD(Multiple Instruction, Multiple Data)型の構成を採用する。「LarrabeeはMIMDマシンであり、コンベンショナルなキャッシュ階層を持つ。この2点がGPUと異なる」とIntelのJustin R. Rattner(ジャスティン・R・ラトナー)氏(Senior Fellow, Corporate Technology Group兼CTO, Intel)は語る。 それに対して、現在のGPUのほとんどは、多くのシェーダプロセッサコアをバンドルして、1個の命令ユニットで制御するラージSIMD(Single Instruction, Multiple Data)型の構成を取っている。SIMD構成されるシェーダプロセッ
ARMが「Eagle」というコードネームで開発してきた次世代マルチコアプロセッサ「Cortex-A15 MPCore」を発表した。スマートフォンやタブレット端末だけでなく、省電力が必要なクラウド向けサーバや無線機器での採用を狙う。 英ARMは9月8日(現地時間)、Cortexシリーズの次世代マルチコアプロセッサ「Cortex-A15 MPCore」(コードネーム:Eagle)を発表した。既にライセンス供与を始めており、32ナノメートル(nm)および28nmプロセスでの製造を想定しているという。 Cortex-A15 MPcoreは最大2.5GHzで動作し、現行のスマートフォン向けプロセッサと同等の消費電力で5倍の性能を提供するという。これまでのCortex-Aプロセッサとのアプリケーション互換性を維持しつつ、OSの仮想化、ソフトエラーリカバリ、より広いメモリ空間、キャッシュコヒーレンシ、効
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