社会科教員として、また現在は特に公民科を担当している人間としては、毎日直面している問題です。 日本の学校教育における社会科学、ひいては社会科はなぜ軽視されるのか? その軽視を世に知らしめた?ニュースを最初におさらいしておきます。 文系学部廃止?に揺れた国立大学 もう2年半ほど前になりますが、高等教育を巡ってこんなニュースがありました。 そのまま文科省の資料を引用します。 特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については、18歳人口の減少や人材需要、教育研究水準の確保、国立大学としての役割等を踏まえた組織見直し計画を策定し、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むよう努めることとする。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/062/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/20