1歳2か月の次女に暴行し、死亡させたとして、大阪府警捜査1課と豊中署は28日、父親の会社員藤本高広容疑者(38)(大阪府豊中市上新田)を傷害致死容疑で逮捕した。 藤本容疑者は容疑を認め、「私になつかずに泣くので、イライラして床に落とした」と供述しているという。 発表では、藤本容疑者は9月21日午後0時20分頃、自宅マンションで次女の藍ちゃんに暴行して頭蓋内損傷を負わせ、同23日、搬送先の病院で死亡させた疑い。 藤本容疑者は妻(34)と長女(3)、藍ちゃんとの4人暮らし。当時、妻は外出中で、藤本容疑者が「娘が食べ物をのどに詰まらせた」と自ら119番していた。 豊中市消防本部は、藤本容疑者が落ち着いた様子でいるのを不審に思い、府警に通報。司法解剖の結果、右側頭部に打撲の痕跡が見つかり、府警は事件性があるとみて捜査していた。