KDDIは11月,法人向けVPNサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」(WAVS)の詳細を公表した。特徴は,拠点とデータ・センターの間に限り,アクセス回線の契約速度に関係なくLANインタフェースの最大速度で通信できる点。データ・センター事業者40社と連携してユーザーを拡大する構えだ。 WAVSは,KDDIが「今後のICT事業で中核となるネットワーク・サービス」(ソリューション事業統轄本部ソリューション商品企画本部の山田靖久・データ商品企画部長)と位置付ける戦略商品である。 基本コンセプトは,レイヤー2とレイヤー3のネットワークを統合し,複数の拠点間を容易に接続できる「仮想的なLANスイッチ」。データ・センター中心の「クラウド・コンピューティング型」ネットワークを強く意識したサービスで,KDDI Powered Ethernet(広域イーサネット)やKDDI
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