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2010年4月25日のブックマーク (3件)

  • 千代丸健二の人権110番/無法ポリスとわたりあえる、ザ・警察対抗法

    交通事故事件で調書に署名したが、免停に対処したい                  000422  交通事件相談 前歴一回、今回の違反で免停になる/バイク便の青年の訴え ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 36歳の青年。要旨は以下の状況だという。 「事故ったのです。バイク便が仕事で、相手はタクシー。相手の言い分は、車線変更し たときに確認した、しかし、自分としては、完全に直進なので、左右確認した。相手は左 側から入ってきた。 そしてぶつかったものだ」という。 「タクシーに接触した弾みで、はじき飛ばされた形で、停車中の車にぶつかった。そし て少しケガをした。警察が来て実況検分をした。タクシーとの言い分は違っていた」。 調書は牛込警察で取ったが、別々の部屋で事情を聞かれた。自分は過失はないと思 ったが、警官の言うままに、結局自分の方が悪い、というような調書を

  • トクヴィル先生とおしゃべり - 内田樹の研究室

    『街場のアメリカ論』(NTT 出版、2004年)が文春文庫に収録されることになったので、その「あとがき」を書く。 このは 2004 年に出たけれど、内容はその前年の大学院の演習でのおしゃべりを採録したものである。 あ、その頃は今よりもずいぶん暇だったんだ。 前年の演習の録音を翌年にはにできたんだから・・・(今はとても) ジョージ・ブッシュがアメリカ大統領で、イラク戦争が始まったころのアメリカについての論である。もちろんリーマンショックも起きていないし、バラク・オバマも大統領になっていない。 「ネタが古いね」ということになって、ふつうであれば顧みられないのであるが、ゲラを読んでみたら、「いまでもリーダブル」である。 それは私がシロートであり、かつ門外漢であるので、内容に速報性も「インサイダー情報」もまったくないことが関係している。 ふつう時事問題の専門家は、速報性(みんながまだ知らないこ

  • 非実在有害図書 - 内田樹の研究室

    東京都青少年健全育成条例について基礎ゼミの発表がある。 「表現に対する法的規制」というものについて私は原理的に反対である。 ふつうは「表現の自由」という大義名分が立てられるけれど、それ以前に、私はここで言われる「有害な表現」という概念そのものがうまく理解できないからである。 まず原理的なことを確認しておきたい。 それは表現そのものに「有害性」というものはないということである。 それ自体有害であるような表現というものはこの世に存在しない。 マリアナ海溝の奥底の岩や、ゴビ砂漠の砂丘に、あるいは何光年か地球から隔たった星の洞窟の壁にどのようなエロティックな図画が描かれていようと、どれほど残酷な描写が刻まれていようと、それはいかなる有害性も発揮することができない。 「有害」なのはモノではなく、「有害な行為」をなす人間だからである。 全米ライフル協会は「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」と主