エンジニア300人に「勤務先企業への感情」を尋ねた。同時に、「エンジニアとしての誇り」「仕事の満足度」「会社でのいちばんの悩み」「技術力の自己評価」などを質問し、全体的な数値との比較からその特徴を明らかにした。現代版「エンジニアの愛社精神」とはいかなるものか? 会社を「ビジネスパートナー」と見る人が半数以上。すべては仕事と納得しているせいか、このグループの人は誇りも自信も満足度も平均を上回った。一方で特徴的なのは「嫌いな相手」と「親兄弟などの家族」のグループ。会社への感情の違いがそうさせるのか、エンジニアとしての誇り、技術への思い、仕事の満足度や技術力まで、ほぼすべてにおいて正反対の結果となった。 ただし、「家族愛」を感じるエンジニアはわずか11人と非常に少ない。データからは高度成長期の愛社精神にも似て会社も仕事も大好きで、自信は満々かつ満足度も高いが、「残業はイヤ」という点が現代版エンジ