小島先生の「数学でつまずくのはなぜか」を読んでて、数学教育において一番厄介なのはもしかすると「間違えてはいけない」という強迫観念だったりするのではないかと思いつく【豊富な間違いおれカネゴン】。 ところで、子供たちはまるで間違えることが罪ででもあるかのように間違いをいっせいにはやしたてて可能性の芽を片っ端から葬り去るものであり、要領よく間違えずに解答用紙を埋められる人が後に世渡り上手になるものだったりする【泥舟乗ったおれカネゴン】。 ところで、何か新しいものを創造したり形作ったりするには、少々の間違いやほつれなど気にせずずんずん先に進み、壁にぶち当たっても止まろうとしない馬鹿さ加減がブレンドされていることが往々にして必要だったりする。 ところで、世の中は世渡り上手だけでもうまくいかず、クリエイティブで雑な人たちだけでもうまくいかず、両方いて互いに利用しあって何とかバランスを保っているのだろう