よかった......英語で講義させられるドイツ文学者はいなかったんだね(挨拶)。というわけで前エントリにいただいたコメントが正しければ使用する教材などについて徐々に英語のウェイトを増やしましょうという話で、なにも恐ろしいことはない。読売報道とはまったく違う話になっておりなんだよまた読売かよと言いたい気もするが、意図的に誤情報をリークして何かを企んでいる人とかがいたらいやだなあ。 ところで本件報道を論じるお前の英語講義はどうなのかという疑問をいただいているようでもあるところ、折角なので多少紹介するが残念なことに今回報道されたような試みにあまり役立つようなものではなく、何故かというに対象はほとんどが日本語のできない留学生だからである。 以前から名古屋大学の大学院法学研究科には英語による教育(以下これを「英語教育」と略記するが、英語で教えているのであって英語を教えているのではない)のみで学位取得