コードの配列はドレミファソラシの順ではなく、 「ドの右がソ」の繰り返しによってできる 「ファドソレラミシ」(FCGDAEB)の順になっています。 一見不規則に見えるかも知れませんが、実はこれ、五度圏と同じ配列なのです。この配列には、よく使うコードがキーの周辺に 自然に集まるという性質があるので、自分が「今、出したい」と思った雰囲気を そのままコードの動き方(コード進行)に反映しやすくなるのです。 一番上の行は五線の先頭につく#や♭の数を表した「調号ボタン」、2行目以下はコードを鳴らすための「コードボタン」です。 この並び順の発想は、すでにアコーディオンで取り入れられています。 アコーディオンでは、左手を使って弾く丸いコードボタンの横方向が上記と同じ順で並んでいます。 縦方向は C の下が Cm ではなく Am になっている点がアコーディオンと異なります。 左右の端のほうにみられる bb、x