日本で古くから使われている暑さをしのぐための道具の「すだれ」や「よしず」。 窓の外や軒先に置くことで、日差しを遮りつつ、隙間から風を通してくれるカーテンやブラインドのような役割をしてくれます。 暑さ対策としての機能だけでなく、インテリアとしてもその涼し気でレトロで和風な雰囲気がおしゃれで再注目されています。 今回は、ベランダの日除けや目隠しにもなるおすすめなすだれやよしずを紹介します。 昔ながらの「すだれ」と「よしず」 すだれは漢字で“簾”と書き、その歴史は古く、平安時代にまでさかのぼります。 平安時代には御簾(みす)と呼ばれ、宮中では日差し除けや部屋を仕切るために使用されていました。 「すだれ」は主に竹でできており、軒先に吊るして使用します。 一方、「よしず」は漢字で“葦簀”と書き、名前のとおり葦(あし)という植物からつくられています。 吊るして使うすだれに対し、よしずは立てかけて使用し