5%多く稼ぐには多くの人が、今より多くの収入を得たいと考えています。しかし、それがうまくいかないとすれば、それは才能とか運が足りないのではなく、5%の努力がなされていないせいかもしれません。 オールデン氏が弁護士を目指してロースクールに通っていた頃、生活費を稼ぐために電話セールスのコールセンターで働いていました。そこでは、十数人の電話営業スタッフをまとめるチームリーダーを募っていました。 チームリーダーには、チームの売上をもとに少額の報酬が支払われる仕組みでしたが、マネジメント業務のせいで自分が電話営業をする時間が減って、収入が下がる心配がありました。 そのため多くのスタッフが、チームリーダーへの道に消極的な一方、オールデン氏はこれを、会社に対する自分の価値を高める好機と捉えました。しかし、それには今までは良好な関係を築こうとも思っていなかった同僚たちと、うまくやっていかねばなりません。