医師お薦め!温泉宿 持病・食事や生活習慣入力、ネットで紹介 持病やふだんの健康状態などを入力すれば、医師お薦めの温泉宿を無料で紹介するインターネット上のサービスが始まった。 症状の改善にふさわしい食事や運動といった滞在中の過ごし方も助言する。健康志向の中高年世代に歓迎されそうだ。 このサイトは、「温泉郷.net」(http://www.onsenkyo.net/)。経済産業省所管の社団法人で、温泉による健康増進・地域活性化策を研究している民間活力開発機構(東京)が開設した。 身長、体重などを入力し、「ストレス」「呼吸器が弱い」といった健康上の気になる点や、寝つきの良さ、飲酒の有無などの生活習慣に関する問いに答える。そのうえで、症状にあった食事、医師との連携などを希望するか――を選ぶ。すると温泉療養の医師・研究者が監修したデータベースから、症状の解説や体に合った泉質、入浴法、食事・運動のポ
患者の病院選び 都道府県が支援 厚生労働省は、病院などの医療機能情報を公表する新たな制度の実施要領を決めた。患者の病院選びを支援するのが狙いだ。(社会保障部 阿部文彦) 公表制度は、今春に成立した改正医療法に、来年4月施行が盛り込まれた。これを受け、厚労省の検討会が31日、公表する情報の範囲と実施要領をまとめた。 要領では、病院、診療所などの医療機関と薬局に対し、医療機能に関する情報の提出を義務化した。都道府県が情報を集約し、インターネットなどでわかりやすく公開する。病院の場合、予約診療、差額ベッド料金、専門医の数、地域連携の体制など基本情報だけで56項目に上る。 厚労省が、都道府県を主体にした医療情報公表制度の整備に乗り出した背景には、病院を選ぶ情報が乏しいといった患者や国民の不満がある。 患者を対象にした厚労省の受療行動調査によると、入院先の病院を選ぶ理由の上位を、「かかりつけ医だから
椎間板ヘルニアのレーザー治療 CT使いより正確に 埼玉県内の高校野球部の捕手だったA君は、慢性的な腰痛に悩んでいた。椎間板(ついかんばん)ヘルニアと診断されており、3年生になるとミットをかまえることはおろか、日常生活にも支障が出た。そこで、東京慈恵会医科大学柏病院(千葉県柏市)でレーザーを使った新しい治療を受けたところ、たちまち痛みが消えた。甲子園出場の夢こそかなわなかったものの、ノンプロを経て、念願のプロ入りを果たした。 椎間板は、腰椎(背骨の腰部分)にある椎骨と椎骨に挟まれ、椎骨にかかる力をクッションのように吸収する役割を果たしている。外側は繊維輪といい、殻状で丈夫だが、髄核と呼ばれる内部はゼリー状で軟らかい。椎間板は年齢とともに水分が減り、柔軟性が失われる。 椎間板ヘルニアは、前かがみで重い物を持ったり、不規則な動きを繰り返したりすることで、椎間板が圧迫され、内部の髄核の一部が背中側
専門医、認定医か 予防に熱心か 歯科医選びに迷う人が多い。腕の良しあしを見る明確な基準はないが、少しの知識があれば、安心して診てもらえるか判断は可能だ。ポイントを紹介しよう。(石塚人生) 苦情多い過剰治療 時には断る勇気も 歯科医院が掲げることができる標榜(ひょうぼう)科は、虫歯や入れ歯などの一般的な「歯科」、あごの状態やかみ合わせを診療する「歯科口腔(こうくう)外科」、子どもの口の中を診る「小児歯科」、歯列の乱れを治療する「矯正歯科」の四つがある。 だが、歯科医であれば、学会への所属などに関係なく、すべてを標榜し、治療することができる。だから、掲示看板が得意分野とは限らない。 一応の目安となるのが、学会の専門医や認定医だ。矯正、小児歯科など一部の歯科学会では、一定以上の実績を持つ歯科医に専門医や認定医の資格を与えており、ホームページで名簿を公開している。 だが専門医といっても、実技試験が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く