消費者庁は19日、茨城県龍ケ崎市のガソリンスタンド経営会社「エム・ワイ産業」に対し、景品表示法に基づき再発防止を求める改善命令を出した。 消費者庁によると、少なくとも2010年1月~11年12月の2年間、龍ケ崎市内で経営する給油所1カ所で、店頭に設置した看板に「ハイオク」と表示していたにもかかわらず、ハイオクガソリンを求める客にレギュラーガソリンを販売していた。 2年間で約7万リットルをハイオクとして販売、約1千万円を売り上げていた。経済産業省が毎年実施しているガソリンの品質調査で発覚した。 同社の担当者は取材に「利益が出ないのでやった。申し訳ない。返金に応じる」と話している。