電機、精密などIT(情報技術)各社がセンサーなどの独自技術を生かした医療機器を開発する。ソニーはデジタルカメラに搭載する画像センサーを使い内視鏡を開発するほか、キヤノンはがんを早期発見する診断装置に取り組む。世界の医療機器市場は約20兆円を上回り、新興国中心に成長が見込まれる。IT各社はデジタル家電などで培った中核技術を応用し、新たな事業領域の開拓を急ぐ。ソニーはデジタルカメラの「電子の目」に
金融機関がIT(情報技術)機器を使った顧客サービス向上に力を入れている。印鑑不要の窓口サービス、米アップルの多機能情報端末「iPad(アイパッド)」を活用した投信の商品案内、ATM(現金自動預払機)での医療保険販売などなど…。景気低迷で企業向けの融資が伸び悩むなか、業務の効率化と利便性向上を追求し、個人向け営業の強化を図っている。 大阪市中央区のりそな銀行北浜支店。顧客対応ブースには、銀行窓口におなじみの伝票類がない。代わりに置かれているのが、指の静脈認証装置とタッチパネル式のモニター画面。銀行の手続きに必須だった「印鑑不要」を可能にしたシステムで、定期預金の口座開設や、投資信託購入などに利用できる。 利用者は静脈認証で本人確認を受けたあと、窓口担当者に購入希望商品を伝え、希望内容の商品をモニター画面で確認し、OKなら手続きは完了となる。住所、氏名、押印の手続きはない。例えば投信の購入なら
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