ブックマーク / www.jibungoto.work (2,075)

  • 「最短距離」がいつも、ベストであるわけではない - 自分の仕事は、自分でつくる

    僕がビジネスで大事にしていること。 それは「スピード」と「行動力」。そして、「地道(継続)」と「丁寧さ(サービス精神と思いやり)」です。 その中でも「スピード」の重要性については、事あるごとにさまざまな表現で伝えていますが、でもこれは決して「“最短距離”で行け!」「“最短距離”が大事だ!」と言っているわけではありません。 たとえば。 ニッポン手仕事図鑑には今、80以上の動画が公開されています。過去に被写体となった職人さんからお金をいただいて制作したことはなく、企業からのスポンサードや資金調達も行わず、5年という時間をかけてじっくりと、ほぼすべての映像を自費で制作し、今のニッポン手仕事図鑑の形になりました(一部、国のプロジェクトで制作した動画もあります)。 考えるまでもなく、これは“最短距離”ではありません。 体力のある企業であれば、がっつりと予算を使えば、1年もあれば十分に制作できてしま

    「最短距離」がいつも、ベストであるわけではない - 自分の仕事は、自分でつくる
    igooke
    igooke 2020/09/08
  • 「仕事ができる人は、◯◯が早い」に振り回されていないか? - 自分の仕事は、自分でつくる

    昨日の記事『心が萎縮しているとき、怒りがこみ上げてきたときの対処法 〜手のひらを、太陽に〜』が、思いのほか反響があり…。皆さん、日々緊張状態の中で踏ん張っているんだな、と。このテーマについては、定期的に書いてみたいと思います。 さて今日は、『「仕事ができる人は、◯◯が早い」に振り回されていないか?』というテーマを。 ビジネス書だけでなく、ツイッターなどのSNSでもよく、『仕事ができる人は、連絡(=返信)が早い』というフレーズを目にします。この点については、僕も全面同意。ビジネスはやはりスピードが大事ですし、返信が早いことで、相手の時間を無駄に奪わずに済むこともある。そして、返事が遅い=やる気がないと解釈されることで失うチャンスもあるので、いろいろな意味で、返事は早いほうがいい。 でも、です…。 その風潮が強くなるにしたがって、“振り回されている人”も増えてきたんじゃないかなと、個人的には思

    「仕事ができる人は、◯◯が早い」に振り回されていないか? - 自分の仕事は、自分でつくる
    igooke
    igooke 2020/09/07
  • 心が萎縮しているとき、怒りがこみ上げてきたときの対処法 〜手のひらを、太陽に〜 - 自分の仕事は、自分でつくる

    何らかの出来事が起こったことで、心が萎縮してしまったとき、怒りがこみ上げてきたとき、あるいは強い緊張を感じているとき、皆さんはどう対処しているでしょうか? 今日は僕のちょっとした対処法をご紹介してみたいと思います。 心が萎縮したり、怒りがこみ上げてきたり、強い緊張を感じているときは、平常心でなく、感情的になっていて、ポジティブな状態ではないので、ほとんどの場合、いい仕事はできません。だから、完全には解消できなくても、多少でも和らげる手段を持っておくことは、とても大事です。 で、僕はどうするか? 萎縮、怒り、緊張を感じているとき、人はほぼほぼ例外なく、無意識に拳をギュッと握って、握りこぶしをつくっていたりします。それは歯をいしばっているときと似ていて、筋肉がこわばった状態をつくります。脳(=心)と筋肉の状態は意外と連動していると僕は思っているので、そのこわばりを解消するために、萎縮、怒り、

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    igooke
    igooke 2020/09/06
  • 「下手くそで、成長が遅い人」ほど、強い“武器”が持てる - 自分の仕事は、自分でつくる

    僕がはじめて就職した会社は、ライターとデザイナーを一人二役で兼任させるという方針の会社でした。つまり、自分でデザインしたページに、自分で書いた原稿を流し込む(その逆もしかり)。 僕は文章を書く仕事業にしたかったので、その当時はデザインをする時間がもったいない! もっと文章を書かせろ! と、ずっと心の中で思っていました。もっと書くと、デザインなんか、絶対にやりたくない! 嫌だ! と毒づいてさえいました。 なぜなら、デザインが下手くそだったから。 業がライターの同僚や先輩は当にデザインが上手で、しかも作業も早いのに、僕は遅いうえに、下手くそで…。とはいえ、逃げることはできなかったので、心の中で泣きながら、いつも作業をしていました。でも、少し自慢話に聞こえてしまうかもしれませんが、僕はその後、デザイナーとしていくつかの会社にオファーをいただきました。結果的にはそのままライターの道に進みま

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    igooke
    igooke 2020/09/04
  • プレゼンは、「漫才」である - 自分の仕事は、自分でつくる

    プレゼンは、「漫才」である。 僕は、そう考えています。 これは、プレゼンでは相手を笑わせろ! という意味ではもちろんなく、プレゼンは相方と二人一組でやるべきだ! という意味でもありません。 漫才コンビは例外なく、ひとつのネタをつくったら、何度も何度もお客さんの前で漫才を披露しながら、そのネタを磨いていきます。そう、まずやってみて、お客さんのリアクションを見ながら、セリフや声のトーンを変えたり、構成を入れ替えたり、何かを足したり削ったりしながら、“磨く”のです。 昨年のM-1グランプリでチャンピオンになったミルクボーイも、司会の今田耕司さんが「『コーンフレーク』はめちゃくちゃ面白いと評判になっていた」と言っていましたが、何度も何度もお客さまの前でコーンフレークのネタを披露して、改善をしながら、磨いていったわけです。だから、面白い。 プレゼンも漫才と同じで、繰り返し繰り返し披露しながら、磨いて

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    igooke
    igooke 2020/09/02
  • 「環境」が変われば「思考」は変わり、「アイデアの質」も変わる - 自分の仕事は、自分でつくる

    たとえば、今から『企画を考える作業をはじめる』とします。 そのときに、まずはペンと紙を用意するのか。あるいはパソコンでパワーポイントを開くのか? パワーポイントでなく、テキストエディタのアプリを開くのか? はたまたグラフィックデザインソフトのイラストレーターを使うか? それとも、スマホ? あくまでも僕個人の話ですが、どれを選ぶかによって、“同じ人間が作業をする”のに、自分の思考=アウトプットされる企画が変わります(優劣はもちろん、企画のテイストも変わったりします)。 さらに書くと、その作業をオフィスでやるか? また別の拠点のオフィスでやるか? いつものスタバでやるか? ホテルでやるか? などによっても変わってくる。もっと書くと、どんな音楽を聴きながら作業をするか? でも変わる。 そう、「環境」が変われば、「思考」は変わる。そして、「アイデアの質」も変わる。 僕はこの違いを自分自身で“把握”

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    igooke 2020/08/28
  • 最近の40代は…「◯い」 - 自分の仕事は、自分でつくる

    先日、43歳の誕生日を迎えました。たくさんのお祝いのメッセージ、当にありがとうございます。もっと成長して、楽しい仕事を生み出して、必ずお返しいたします。 さて…。 43歳と言えば、そろそろ「最近の若い者は…」と語りはじめる年代なわけですが、幸か不幸か(いや、間違いなく“幸”なのだと思いますが…)僕の周囲の若者たちは個性派揃いで、強みも魅力も、そしてまだまだ弱い部分や足りない部分もひとりひとり違うので、なかなか「最近の若い者は…」と括って話せなかったりします。まあ、オジサンと言われたくはないので、話したくもないのですが、とにかく括って話そうにも、話せないわけで…。 でも、です…。 逆に同世代の40代は、僕の中で括って話すことができる“共通点”がいくつかあったりします。もちろん、全員に当てはまることではありませんが、当てはまる人が想像している以上に多い。 それは何か? そのうちのひとつが、最

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    igooke 2020/08/23
  • 「面白い広告」と、「結果を出した広告」は、違う - 自分の仕事は、自分でつくる

    『逆境を「アイデア」に変える企画術』 僕が今、読んでいるです。 そのの前半部分に、僕が広告を制作するにおいて、何よりも大事だと考えていることが書いてあったので、共有したいと思います。 著者の河西智彦さんはクリエイティブ・ディレクターであり、CMプランナー、コピーライターとしても活躍されている方です。その河西さんが2012年、「ひらパー(ひらかたパーク)」の開園100周年を迎えたとき、初代「ひらパー兄さん」や「パーライオン」、ブラックマヨネーズの小杉さんを起用した「生まれたての小杉。」などのポスターをつくり、それらがSNSなどで話題になって、大阪コピーライターズ・クラブ主催の広告賞でその年のグランプリを受賞しました。 そう、世の中から見たら、大成功。でも、実際には年間の来園者数はほとんど増えなかったそうです…。結果的にこの失敗が「ひらパー」のV字回復の転機となるわけですが、そのエピソード

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    igooke 2020/08/22
  • 無茶した先に、踏ん張れる力と、チームの一体感が生まれる - 自分の仕事は、自分でつくる

    高校野球のドキュメンタリー番組を観ながら、両親と話をしていたときのこと。 母親がテレビを眺めながら、「今の時代と比べると、当にあなたたちの時代は無茶な練習をしてたよねぇ…。でも、その無茶がみんなを育てて、チームを強くしてくれたところもあると思うけど」と、苦笑いをしながらつぶやきました。 そう、僕らの時代は練習中に一滴の水を飲むことも許されないのが当たり前で、当時の過酷なトレーニングは、40代になった今でも鮮明に思い出せるくらいに(吐き気さえも思い出せる…)強烈なものでした。でも、その経験をしたからこそ、確かにひとりひとりが辛いときに踏ん張れる力を身につけられたし、チームに一体感も生まれ、仲間と同じ方向を目指しながら進んでいく喜びや価値を知ることができたのです。 無茶は必ずしも肯定できるものではありませんが、余裕のある環境で「踏ん張る力をつけよう!」「チームの一体感を強くしよう!」と語り合

    無茶した先に、踏ん張れる力と、チームの一体感が生まれる - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/18
  • ブログを続ける、“もうひとつ”の価値 - 自分の仕事は、自分でつくる

    文章で表現する力。 思考を整理する力。 ネタを見つける力。 人とつながれる力。 過去に何度かこのブログでも「ブログを続ける価値」について書いてきましたが、ブログを続けることで得られる学びや磨ける力はたぶん、ブログをやっていない人が想像しているよりも、はるかに多いと思います(と言って、絶対にブログやれ! というつもりは全然ありませんが…)。事実、三日坊主でいくつものブログをつぶしてきた20代の自分は、当時その価値の1割も想像できていませんでした。 で、今日もブログを続ける価値について、ちょっと書いてみたいと思います。 「ブログを続けること=文章でアウトプットすること」と考えている人も多いと思いますが、「ブログを続けること=メディアを育てること」だと僕は捉えています。“今”、価値ある記事を書くこと(だけ)でなく、“未来”に価値あるメディアに育てること。この違いは大きかったりします。 たとえば、

    ブログを続ける、“もうひとつ”の価値 - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/16
  • チャンスは「素直さ」と「スピード」で、できている - 自分の仕事は、自分でつくる

    あるラジオ番組に出演することになりました。 コロナウイルスの感染拡大前は『あさナビ』『SUNDAY'S POST』『未来授業』と出演させていただき、放送後の反響も大きく、改めてラジオのパワーを実感していたのですが、コロナは次の出演の機会を奪っていき…。でも、ニッポン手仕事図鑑としてラジオで発信する価値を感じていたので、僕は信頼しているMさんに相談をしました。するとMさんはこう言いました。 「キー局もいいけどね。ローカル局は大牧さんみたいな出演者を求めているし、地方だからこそ、価値ある発信もできると思いますよ。長野とかから、アプローチしてみたら?」 もしかすると昔の僕なら、「ローカル? 当に出演させてくれるかな? そもそも、出演する価値があるかな?」と、動く前からあれこれといろいろと考えてしまっていたと思います。でも、今は「そういうなら、まずはやってみよう!」と、即行動できるようになりまし

    チャンスは「素直さ」と「スピード」で、できている - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/15
  • 小さいことを積み重ねておかないと、“すごい人”と会っても意味がない - 自分の仕事は、自分でつくる

    今日の昼間、こんなツイートをしました。 でも残念ながら、 すごい人間と出会っても、 誰もがすごい人間に なれるわけではない…。 イチローさんが 「小さいことを積み重ねるのが、 とんでもないところへ行く ただひとつの道」 という言葉を残していますが、 すごい人間と出会う前に 自分がどう動いているかも、 大切なのかな、と。 https://t.co/usvGec6bJ2 — 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_waterman) August 14, 2020 これは決して、三浦さんを否定しているわけではなく…。 あえてリツイートしたのは、世の中から評価されている人の言葉にはすべて、“舞台裏の話”が含まれていて、それは「言語化されない(=省略されない)ことが多い」ということを、改めて書いておきたいと思ったからです。 そう、すごい人間に会えるようになるために…はもちろん、すごい人間と

    小さいことを積み重ねておかないと、“すごい人”と会っても意味がない - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/14
  • これからの時代、一番怖いのは「◯◯」であり、一番大事なのは「△△」である - 自分の仕事は、自分でつくる

    「阿波おどり中止 宿3割が廃業検討」 移動中にニュースを読んでいたら、こんなタイトルが目に飛び込んできました。 毎年開催される阿波おどりは400年も前から行われている日最大規模の盆踊りで、毎年100万人を超える来場者が徳島市に集まります。 だからこそ、戦後はじめて「中止」となった今年の地域経済への影響は大きく、ある民間の調査機関によると、宿泊施設の3割が「廃業を検討している」と回答したのだとか…。 先に断っておくと、僕は以前、徳島の高校で授業を行ったとき、地域の方にとてもよくしていただき、楽しい時間を過ごすことができたので、徳島の宿泊施設の方を否定するつもりは一切ありません。 でも、あえてストレート書くと、何かに「依存」をしているビジネスモデルだったとしたら、新型コロナウイルスの感染する以前から、「もし、阿波おどりが開催できなくなったら?」という戦略は考えておくべきだったとは思うのです。

    これからの時代、一番怖いのは「◯◯」であり、一番大事なのは「△△」である - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/13
  • すぐに“結果が出せなかった”からこそ、今がある - 自分の仕事は、自分でつくる

    手前味噌な話で恐縮ですが…。 新型コロナウイルスの感染拡大がはじまった4月以降、僕らのビジネスも厳しい状況に置かれましたが(今も厳しくはあります…)、その反面、心から「やってみたい!」と願っていた伝統工芸や地域活性の仕事は、立て続けに受注できています。今日も…。 福岡県の伝統的工芸品の 新商品開発事業… プロポーザル、 勝ったー!!!!!! ここからがスタート。 産地の未来へとつながる 商品を生み出してみせる。 力を貸してくださった皆さま、 当にありがとうございました! これからもよろしくお願いします!https://t.co/obJV9rMBzc — 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_waterman) August 12, 2020 最近はプロポーザルでの勝率が高いので、「どうして、そんなに勝てるの? 何が変わったの?」と、聞かれることが増えてきました。 今までと、何が

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    igooke 2020/08/12
  • 「誰よりもやった!」という過去が、今の自分の背中を押してくれる - 自分の仕事は、自分でつくる

    苦しい状況に置かれたとき、自分の背中を押してくれているものって、何ですか? そう聞かれたら、正直、たくさんの答えが出てきます。家族や一緒に働く仲間、あるいはニッポン手仕事図鑑を応援してくれる人たちの存在が背中を押してくれることもあれば、自分が掲げた夢やミッションが、勇気を与えてくれるときもある。 そして、さらに挙げるなら、「誰よりもやった!」という日々も、そのひとつだったりします。 僕が社会に出て、はじめて務めた会社は、週に2〜3日は徹夜するような編集プロダクションでした。でも、一緒に働く人たちに恵まれていたので、体力的には大変だったけど、とにかく楽しかったし、毎日ポジティブに働けた。今だったら「ブラック企業」と言われてしまうのかもしれませんが、僕はまるで“部活”をやっているような感覚で働いていました。 そんな環境だったからこそ…なのかもしれませんが、僕はとにかく成長したい! という気持ち

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    igooke 2020/08/11
  • 「書き続けること」が苦にならなくなる方法 - 自分の仕事は、自分でつくる

    よし、ブログを書くぞ! 毎日書き続けるぞ! と、気合を入れて1〜2記事を書いてみたものの、三日坊主でやめてしまった…という人は多いと思います。 その理由はさまざまだと思いますが、僕の独自のリサーチによると、第3位は「時間が確保できない…」で、第2位は「書くこと(ネタ)がすぐになくなった…」。そして、第1位は「こんな文章、誰が面白いと思うだろう? と考えてしまい、書くことが苦しくなって、モチベーションが下がった…」です。あくまでも、個人のリサーチ結果です。 第3位、第2位の原因についての改善方法は過去にも書いたことがありますし、改めてまた書いてみたいと思いますが、今日は第1位の「こんな文章、誰が面白いと思うだろう?」と、自分の書いた文章に対して思ってしまう人のための改善方法をひとつ紹介してみます。 結論から先に書くと、「同じを、定期的に読む」です。 たとえば、尊敬している人にを紹介して

    「書き続けること」が苦にならなくなる方法 - 自分の仕事は、自分でつくる
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    igooke 2020/08/10
  • 「そこに、愛はあるか?」と、いつも自分に問いかけてみる - 自分の仕事は、自分でつくる

    僕には社会人としての、そして今の自分の仕事の基礎を徹底的に叩き込んでくれた“師匠”がいます。 その師匠の弟子(部下)になったばかりの頃、企画書を1書くたびに、お客さまにメールを送るたびに、資料を作成するたびに、日報を提出するたびに…いつもいつも…というのは若干大げさですが(「そんなに言ってないよ!」とお叱りを受けそうなので…)小言のように言われていたフレーズがあります。 「そこに、愛はある? 愛がないよね…」 もちろん、相手への恋愛感情などではなく、ここでいう「愛」とは、“気遣い”や“配慮”や“ユーモア”のこと。 たとえば、企画書やメールを書くときに、「こうしたら、相手はわかりやすいかな?」「こうしたら、もっと嬉しいよね?」と、一歩立ち止まって考えること。僕の師匠は何よりもこの小さな気遣いや配慮、そしてクスッと笑えるようなユーモアを大事にしていました。 とにかく僕は日々「愛がない」と言わ

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    igooke
    igooke 2020/08/08
  • 新たにビジネスをはじめる人は、「一人三役」を演じなければならない - 自分の仕事は、自分でつくる

    後輩が5月に独立したりと、最近周囲では大なり小なりビジネスや新規プロジェクトをはじめる人が増えてきたので、改めてこれから新たにビジネスをはじめようと考えている人に向けて、僕が大事だと思っていることについて、今日は書いてみます。 よく「ビジネスは風呂敷を広げる人と、畳む人でチームを組むべきだ!」と語られたりします。 つまり、アイデアを生み出す(=発想と可能性を広げていく)人と、そのアイデアを形にする(=実現させる人)には、得意不得意もあるので、手を組んだほうがいいよ! という意味です。 この部分については、僕の考え方は少しだけ違っていて、『広げる風呂敷を用意する人=発想や可能性を広げるための環境(=ステージ)を準備する人』も、とても大事だと考えています。アイデアや発想を広げようとしても、環境が整っていなければ、広げることはできないからです。 風呂敷を用意する人(地盤をつくる人) 風呂敷を広げ

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    igooke 2020/08/06
  • 想像力を磨きたいなら、誰かの「弟子」になればいい - 自分の仕事は、自分でつくる

    「部下」という言葉を調べてみると、『組織などで、ある人の下に属し、その指示・命令で行動する人』とあります。プライベートでの付き合いも当然あるかとは思いますが、その「指示」「命令」は原則、所属している会社の“業務内”の範囲でのことです。 で、僕自身の話。 僕は以前勤めていた会社に、「師匠」と呼べる人がいました。 「どうしても、この人の下で学んでみたい!」と当時の会社の社長に直談判して、直属の“部下”にさせていただいたのですが、僕はあえて、「部下」ではなく、「弟子」という立場に身を置くことにしました。 部下と弟子は、なにが違うのか? あくまでも僕の解釈ですが、僕の中にある「部下」は冒頭でも書いたように、所属している会社の業務内での役割。「弟子」とは、その人のプライベートの時間までも共有させてもらい、考え方や立ち居振る舞いを学べる立場だと捉えています。そう、あくまでも僕の解釈です。 その結果、自

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    igooke 2020/08/04
  • 「住む世界が違う」と、言い訳はしない - 自分の仕事は、自分でつくる

    お店にとっては、迷惑な話を書きますが…。 「高級」と形容されるホテルに宿泊する余裕な余裕がなくても、予約や何かの問い合わせの電話を入れてみることができます。そのときの対応できっと、「高級」である理由がはっきりとわかるはずです。もうひとつ例を挙げると、「高級」と形容されるオーダースーツ専門店で購入はできなくても、お店に行って、接客を受けることはできます。その時間の中できっと、「なるほどね」と頷くポイントは多々あるはず…。 そう、その気がないのに、お店には迷惑な話ですが、「高級」であるがゆえの“空気”は、少しだけ頭を使えば(わがままとも言いますが…)感じることのできるチャンスは自分でつくれる。 「住む世界が違う」と自分に言い訳をして、あれもこれも諦めてしまう人が多いのですが、少しだけわがままを許してもらって、物を知る体験をすることで、今まで自分がいた世界では得られなかった学びを得られたりする

    「住む世界が違う」と、言い訳はしない - 自分の仕事は、自分でつくる
    igooke
    igooke 2020/08/04