リッチインターネットアプリケーション(以降RIA)の構築に当たって、前回の記事で ・直感的で扱いやすいユーザーインタフェース(以降UI) ・ユーザーにストレスを与えないシームレスな遷移 の2点が重要な着眼点になるということを述べました。 前回はユーザ情報の入力フォームを例に解説しましたが、まだRIAと言われてもイメージがつかみきれていない方がいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、RIAを利用したサイトの実例を紹介しながらその2点について考えてみることにします。 まずRIAの恩恵を身近に感じられるのは、ECサイトやオンラインショッピングなどにおける商品の選択・売買・予約のような場面ではないでしょうか。 ショッピングサイトから商品を購入する場合、ユーザは数ある商品の中から目的の商品を選び出し、自分の顧客情報を記入し、購入の決定を行います。しかし、全てのサイトでこういった流れやUIが統一され