IDL 定義前述の簡単な紹介で、IDL は何ができるのかという雰囲気をつかんで貰えたと思います。この節では、IDL の構文や意味、そして実際の使い方について短期集中講座 (Crash Course) を開くことにします。CORBA の仕様は、もちろん、真の意味で IDL に関する知識の源なので、私はその仕様書の関連する部分 (第３節) をご覧いただくことを強くお奨めします。 オブジェクト Bonobo のメソッド Bonobo::eat_banana() にアクセスしたいとします。最初に、次のような定義を記述した Monkeys.idl ファイルを作成する必要があります。 module Monkeys { interface Bonobo { void eat_banana (); } } ORBit2 (GNOME ORBit2) を使った場合、下にあるフローに従うことになるでしょう: コマンド o
