Javaの次なる展開について問われることが多くなった。2007 JavaOneが開幕し、基調講演では“OPEN POSSIBILITIES”がメインテーマとして掲げられた。 米国現地の5月8日、米国サンフランシスコでJavaアプリケーション開発者のカンファレンス「2007 JavaOne」が開幕した。初日午前のゼネラルセッションでは、ソフトウェア対応CTOのリッチ・グリーン氏が担当し、さまざまなアナウンス、さまざまなゲストを織り交ぜた、盛りだくさんの講演を展開した。 オープンソースが世界を変える まず登壇したのは、毎年ホスト役を務めるSunでチーフ・リサーチャーのジョン・ゲージ氏。同氏はこれも例年お馴染みのメッセージである“Don't be shy(恥ずかしがらない)”と聴衆に呼びかけ、参加者間でのコミュニケーションを活発にすることで、新たなものを生み出していくという基本理念を再確認した。
