ある程度のレベルでは、Web2.0がどう進化しようと変わりません。Web2.0という言葉は嫌いなんです。誰もその意味を知らないのですから。ですが、そこで使われている中核技術はJavaScriptです。定義がバラバラになっているので、こうなってしまったのはいささか残念です。 当社がJavaの検証などに厳しいと批判する人もいます。厳しい検証がなぜ重要かというと、それを示す大きな反例の1つとして、JavaScriptのたどった道が挙げられます。平均的なJavaScriptのコードを見ると、やりたいことにごくわずかな時間しか費やしていません。残りの時間は「Internet Explorerでこれを動かす場合は、このやり方でやらなければならない。Safari、Opera、Firefoxなら、別のやり方でやらなければならない」といったことに費やしているのです。 それから、すべての違いを統一しようとする

