ルネサス テクノロジは,カーナビをはじめとする車載情報端末向けに,SoC「SuperH」ファミリの新製品として「SH7775」を発表した。カーナビ向けSuperHの第3弾となる。CPUコアは,動作周波数が最大600MHzで,1GIPS以上,最大4.2GFLOPS(単精度)の処理能力を持つ「SH-4A」を採用する。地図描画に最適化した新開発のグラフィックス・エンジンのほか,3Dグラフィックス・エンジン,GPSベースバンド処理機能などを集積している。
マサチューセッツ工科大(MIT)のMedia Labとカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者が共同で、子ども向けのコンピュータプログラム言語を開発した。 MITは米国時間5月15日、新しいプログラム言語「Scratch」を発表した。Scratchは8歳以上の子どもを対象としたもので、ウェブを使った対話方式の物語、ゲーム、アニメーションを作成し、オンラインで共有できるという。すでに、子供たちは実際にScratchを使って、ホッキョクグマの学校に関する物語や、宇宙空間で戦闘するゲームを作成している。 MITは、ScratchをLEGOブロックと比較しながら、LEGOブロックのようなシンプルさでウェブサイトを構築できるグラフィカルなブロックと述べている(同じMITのグループが、LEGO Mindstormsのロボット作成キットに着想を得た「プログラム可能なブロック」を開発している)
オランダSilicon Hive社は,映像信号処理向けのコンフィギュラブルCPUコア「HiveFlex VSP2200」を発表した。2007年5月16日から開催している「第10回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」で実演した。VSP2200は120ウエイ程度のVLIW型CPUコアで,複数のCPUコアを「タイル」と呼ぶ形で相互結合しており,疎結合のリコンフィギュラブル型プロセサといえる。ASICにおける専用論理回路の置き換えを狙っており,H.264のコーデック処理に向けてIPコアとして販売する。 Silicon Hive社は,オランダPhilips Researchの技術者らがスピン・アウトして設立したマイクロプロセサ専門のベンチャー企業である。Philips Corporate Technology Incubator(PCTI)と呼ぶ,Philips社内のベンチャー育成の仕組みを用い
これまでは主に一部のプログラマー向けにサービスを提供してきたMicrosoftは米国時間5月18日、今度は一般ユーザー向けのウェブマッシュアップビルダーを発表した。 現在アルファテスト中のこのホストサービス「Microsoft Popfly」は、一般ユーザーを対象に、視覚的にウェブサイトを作成したり、既存のブログや個人のページにマッシュアップなどの機能を追加したりする方法を提供するものである。マッシュアップとは、ウェブの複数のソースからコンテンツを組み合わせ、それを組み合わせることで新たなサービスを作ることを意味している。 Popflyには、作成中のページにブロックのアイコンをドラッグ&ドロップすることによってアプリケーションを作成することができるビルダーツールが含まれる。個々のブロックは、スライドショー形式で写真を表示するウィジェットなどタスクやサービスを表し、それらを用いてユーザーはウ
例えば最近では、MySQLを効率的に使用し、レプリケーションなどにも役立つツールをたくさんオープンソース化しました。なかなか楽しい作業でしたよ。ごくマイナーなアップデートから、「Google Web Toolkit」などの大物まで、実にさまざまなものを公開したのです。Googleが成し遂げてきた技術革新を世界中の人々を共有するのに、オープンソース化は最適な手段ですね。 ――現時点でオープンソース化を検討してる技術はありますか。 ディボナ氏 ご承知の通り、まだリリースしていないものについてはお話しできません。何かをオープンソース化し、それを発表する場合は、すべての準備が整ってからにしたいのです。5月31日に開催する「Google Developer Day」でおもしろい発表ができるよう、力を尽くしているところです。 ――Googleにとって、GPLv3(第3版)はどのようなインパクトを持って
ある程度のレベルでは、Web2.0がどう進化しようと変わりません。Web2.0という言葉は嫌いなんです。誰もその意味を知らないのですから。ですが、そこで使われている中核技術はJavaScriptです。定義がバラバラになっているので、こうなってしまったのはいささか残念です。 当社がJavaの検証などに厳しいと批判する人もいます。厳しい検証がなぜ重要かというと、それを示す大きな反例の1つとして、JavaScriptのたどった道が挙げられます。平均的なJavaScriptのコードを見ると、やりたいことにごくわずかな時間しか費やしていません。残りの時間は「Internet Explorerでこれを動かす場合は、このやり方でやらなければならない。Safari、Opera、Firefoxなら、別のやり方でやらなければならない」といったことに費やしているのです。 それから、すべての違いを統一しようとする
Java言語の優位性、JVMへの課題、次世代の言語には何が必要なのか? ゴスリング氏は、プログラム言語に関するさまざまな見解を、インタビューで語った。 Java言語を発明したジェームズ・ゴスリング氏は、Sun Microsystemsの副社長でフェローでもある。同氏は2007 JavaOneでeWEEKのシニアエディター、ダリル・K・タフトの取材に応え、Javaオープンソース化、Javaプラットフォームの新たな方向性とプログラミング全般、新しいSunの技術とMicrosoftとの競争について語った。前編に続き、今回は、インタビューの後半をお届けする(関連記事)。 ―― JVM(Java Virtual Machine)では、次に何が登場するのですか。JVMは基本的に32ビットであり、Java言語が中心です。JVMのアップグレードでは、Sunは何をしなければならないのですか? 大幅な改良が必
as大阪での Flash 勉強会(寺子屋(仮)第3回)で発表しました。資料を公開しておきます。プレゼン資料:ActionScript for Flasher(1)サンプルファイル:sample.fla (166KB) [要Flash MX以上]タイムライン vs ActionScript という Flash 界の永遠の課題(?)に切り込んでみたつもりです。サンプル用に作った関数は、文字のセンタリングに対応するために泥臭くなっていますが、もうちょっと汎用化してみたいかな。
「アプリケーションプロセッサ」という名を世に知らしめたルネサス テクノロジの「SH-Mobile」が、第2ステージに突入する。これまで2.5G携帯電話をメインターゲットとし、シェア獲得を優先してきたが、ドコモとのFOMA向けチップの共同開発を機に、3Gへの本格進出を図る。 「秋からはFOMAの数機種にも搭載される。そろそろ3Gと海外にかじを切ろう」(ルネサス テクノロジの伊藤卓朗アシスタントマネージャ) ツインCPUの現状~OMAPとSH-Mobile 現在、携帯電話の多くはツインCPU構成を採っている(1月28日の記事参照)。通信を司るベースバンドチップとアプリケーションプロセッサだ。元々はベースバンドチップのCPUだけで、メニュー周りやアプリケーションを動作させていたが、携帯の高度化に伴いアプリケーション専用のCPUが必要になってきた(2002年7月12日の記事参照)。 このアプリプロ
株式会社ルネサス テクノロジは7月5日、報道機関向けにマイコン(マイクロコントローラ)事業の説明会を開催した。説明会には、マイコン事業部長で執行役員を務める武部秀治氏が出席。事業戦略、現状説明、業界における同社の立ち位置などが語られた。 マイコン事業は、同社の売上高の3割弱を占める基幹事業。ルネサスは世界最大のマイコンベンダーで、4bitから8bit、16bit、32bitまで300品種を超えるマイコン製品を提供している。 武部氏はルネサスの基本戦略について、「マイコンや液晶ドライバなど汎用製品事業と、ユーザーと連携して製品を開発するシステムソリューション事業を今後も発展させていく」方針を明らかにした。 また、「売上の過半数を占めるのは汎用製品事業で、マイコン事業はその中心的な存在」と分析した上で、今後も「マイコン事業に継続的にリソースを投入して競争力を維持拡大し、成長の牽引役にする」とい
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