今年の8月15日早朝、南アフリカのカラハリ砂漠で撮影をしていた私は珍しい光景に出くわした。死んで間もないブチハイエナの死体に遭遇したのだ。 最初にやってきたケープガラス。 南アフリカ、カラハリ・トランスフロンティア・パーク。 ニコンD4、AF-S 500mm f4、1/1250 f9 ISO800 この日は南アフリカとボツワナにまたがるカラハリ・トランスフロンティア・パークのメインキャンプを出発し、北東へと車を進めていた。しばらくして、向こうから知り合いの南アフリカ人写真家がランドローバーでやってきた。あいさつを交わし情報交換をする中で、数キロ先にブチハイエナの死体が転がっていると彼が教えてくれた。付近一帯を縄張りにしているライオンたちに殺されたばかりとのことだった。 10分ほど車を走らせると、情報通り若いブチハイエナの死骸が道の東側に横たわっていた。外見上無傷であったことから見て、ライオ
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