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ブックマーク / bunshun.jp (23)

  • 日本の科学技術振興と、アレな人たちをうまく包摂してやる社会 | 文春オンライン

    文庫というと、とかくライトな読み物で、新幹線でするっと読めてしまって目的地についたらポイというのが洒落た読み方だとするならば、昨今はスマホでの記事配信に押されて文庫が売れなくなったというのも分からないでもないんですよ。この連載を読んでる貴方、そう、あ・な・た、昔と比べてを読む頻度は減っていませんか? 私は減っています。 でもやっぱり旅のお供に、うんこ中の暇つぶしに、育児や介護でイレギュラーに発生する暇な時間でも眼球から情報を脳内に送り込みたいと考えれば、どこでも手軽に読める文庫をさっと出せる環境って最高に良いですよね。私はわざわざ文庫をいつでも取り出せるようにウェストポーチをつけています。たいてい取り出すのはスマホだったりもするけど。 「死の商人」とネトウヨ(当時)に煽られたノーベル そんな読みにお薦めするのは書『面白すぎる天才科学者たち』(内田麻理香・著)です。いろんな文庫を乱読す

    日本の科学技術振興と、アレな人たちをうまく包摂してやる社会 | 文春オンライン
  • 「伊勢丹に行くたびに、負けられないなって思うんです」みたいな | 文春オンライン

    ――それってイヤじゃなかったんですか? イヤでしたよ(笑)。 ――ご自身のホームページ「Webやぎの目」から『死ぬかと思った』が書籍化されたのが2000年ですよね。会社を辞めてもライターとしてやっていける自信もあったのでは? 仕事がないといっても、簡単な仕事は割り振られていたので、淡々とこなしていました。あとは『死ぬかと思った』が出るところだったので、会社でもずっとその編集をしていましたけど、これって絶対に言っちゃいけないことですよね(笑)。「なんかずっとできるわー」と思いながらやってました。 フリーになることを考えなくもなかったんですけど、「辞めてもっていけるぞ」とちょっとでも思えれば、勤めを続けながら自由なことも、思い切ったこともできるんじゃないかなと思ったんですよね。会社のお金で「デイリーポータルZを作りたいです」「200万円で、でかいガチャガチャ作りたいです」とか頼んでみて、そん

    「伊勢丹に行くたびに、負けられないなって思うんです」みたいな | 文春オンライン
  • 任天堂ゲーム史における「ニンテンドースイッチ」の立ち位置 | 文春オンライン

    任天堂は過去にも、たびたび、自社製品が「ゲームの概念を更新する」といった、大きな目標を掲げている。しかも、しばしば「他社メーカーとは、やろうとしていることが違うのだ」という点を強調する。 素っ気なくて、高踏的で、誇り高い たしかに任天堂は、他と違う。時価総額が3兆円を超えつつ9000億円ものネットキャッシュを持つ同社。この数字は日企業として有数の優良企業であることを意味するが、しかし独特の企業体質があることも示唆するものだろう。実際、潤沢な内部留保ゆえに社外からの経営介入などを阻み、抜的な事業改革を遅らせる傾向にあると指摘されることもある。 昨年『ポケモンGO』が社会現象となって、株価がすさまじい勢いで高騰した時にも、さして浮かれることはなかった。このブームが任天堂の業績に与えるインパクトは少ないと、自ら水を差すようなアナウンスを行った。 こうした素っ気ない、高踏的な態度が、鼻につくと

    任天堂ゲーム史における「ニンテンドースイッチ」の立ち位置 | 文春オンライン